沖縄からの里帰りのおかあさん。
今回はコロナウイルスのこともあり、
妊娠中もなかなか帰阪できず
電話やLINEでのやりとりを頻繁にしていました。
里帰りと言ってもお里は芦屋なので
遠いところ健診のたびに通ってくださいました。
おとうさんが沖縄から大阪へ到着した6月23日。
ご家族でお夕飯を食べられたあたりから
しくしくとお腹の痛みが。。
おしるしもあったとのこと。
これはあかちゃん、おとうさんの到着を待ってくれていたんだな〜と。
おとうさんと一緒に助産院へ到着され、
その間の車内で久しぶりに夫婦水入らずの会話ができたとのことでした。
あかちゃんはそんな計らいもしてくれました。
到着時にはまだもう少しかかるかな?という感じだったのですが
陣痛は始まっているしおうちも遠い経産婦さん。
一晩泊まって様子を見ることに。
6月24日、朝方満潮時刻が近づいてくるにつれ、
陣痛の質が変わって来て
おかあさんの本能がぱぁーっと開いた感じがしました。
陣痛の合間にはぜったい食べたい!とおっしゃっていたおむすびを。
助産師であることを忘れたい!
そうおっしゃっていたおかあさん。
母の持つ産む力を最大限までたかぶらせ
ご主人に全体重を預けて。。
そこからは本当にあっという間でした。
朝陽と共に元気に生まれて来てくれたあかちゃん。
おとうさんにおへその緒を切ってもらい、
おへその呼吸はもういりません。
生まれてすぐに本能的におっぱいを吸います。
とっても上手です。
おかあさんの想いのあふれるとても素敵なお産の場に
立ち会わせていただけて本当に幸せです。
ご出産おめでとうございます。
たくさんの愛をありがとうございます。
あん助産院
東 沙織