子育てが少し楽になるような居場所を枚方市に作りました

みなさまこんにちは^_^

あん助産院のあずまです。

ここ数日ぐっと寒くなったと思ったら、今日はコートが暑いぐらいでした。

週末は寒くなるようです。暖かくしてお過ごしください☆

あん助産院は現在7年目を迎えました。

今までに89名のお母さんと赤ちゃんが

お産をするために通ってくださり元気に誕生されました。

助産院での妊婦健診は、1時間以上かけて体を見させていただき、たくさんお話させていただきます。

わたしも妊婦さんも、ご家族も、健診が終わる頃にはより元気になっていて、話すって大切だなぁと思います。

お産が終わり、2週間健診、1ヶ月健診が終わると、妊娠中のように定期的に会える理由がなくなってしまう。。

陣痛がきた時点で、「あぁ〜もう妊娠終わっちゃうのかー寂しい」とおっしゃる方も。

何かあればいつでも電話してね、連絡くださいねと言って送り出し、連絡がないということは順調ということかな〜でも困ってるけど気を遣ってるんじゃないかなーと、産後のお母さんたちのことがいつも胸にあります。

何も理由がなくてもお顔が見られる場所、赤ちゃんたちの成長が見届けられる場所があればいいなぁという思いで、助産院を解放して、ヨガや料理教室をしていましたが、自宅開放なので家族のこともあり、できても月に1.2回程度。

その時に体調が悪かったら予定があったら、次は1ヶ月先。。ではちょっと遠すぎる。。

赤ちゃんとの暮らしは、ジェットコースターのように上がったら下がったりしながら、お母さんたちはいのちを守っている責任を肩に乗せて過ごされています。

ほんのひとときでもほっとして、誰かに話せたり、ちょっと抱っこしてもらってる間にご飯が食べられたりするだけでも、ほんとに心の温度が変わります。

枚方市には産後ケア制度もあります。

でも4ヶ月までのお母さんと赤ちゃんまでという規定があります。4ヶ月以降もサポートしてほしいという声をたくさん聞いてきました。助産院での入院には、成長していく赤ちゃんに見合った安全確保や離乳食の対応など、難しい面もあります。空きベッドの数も病院ほどありません。

そんな状況でどうすれば1人でも多くのお母さんたちに、楽しく穏やかに過ごしていただけるかと考え、そんなつどいの場所を作りました!

一軒家を借りるので、少し勇気はいりましたが、これもご縁。たまたまの出逢いで物件にもめぐりあい、今はそこをオープンして半年になります。

そこでは、助産師相談付きのカフェや、お料理教室、子育てにまつわるお話会や味噌作り、おもちゃや石鹸のワークショップがあったり、多種多様にイベントを企画して、面白そうだなと思ったものに参加していただけるように、そして今つらい!というタイミングで来られるように、なるべくたくさん開けるようにしています。

イベントの内容は実はあんまり重要ではなくて。そこでの出逢いによって、先輩お母さんからたくさんのエールをもらえること、同じ年齢ぐらいのお子さんを育てる仲間作りができること、そして助産師と繋がれること!!

最近は夫さんが育休をとって、ご夫婦で子育てされているのを多く見かけます。社会の理解が深まって良いと思います。でも、それによって夫婦がギクシャクしたりすることもよく目の当たりにしています。夫も妻もとても疲れている。

夫婦で孤立して子育てしようとすると、共倒れしてしまうし、それぞれの得意がうまくいかせていないと、疲れやイライラは溜まる一方。

産後のお母さんは周りのお母さんが助ける、夫には夫の役割を社会で果たしてもらうのがいい!と思うのです。全てなご夫婦これがいいとは思いませんが、お母さんの周りに、「わたしの時もそうだったし大丈夫だよ!一緒にみんなでご飯もお風呂も済ませちゃおうよ!」というような、協力し合える関係性や街づくりが、安心や自信に繋がるんではないかなと思います。

あん助産院つどいの家ubu-waうぶわ

お母さんがお母さんを支える場所

そしてまた産みたいと思えるようなきっかけづくり

育児書にはない、子供達とごきげんに暮らすコツを知っていただき、少しずつ元気なお母さんを枚方市に増やしていきたい!と活動しています☆

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