妊娠中の会陰マッサージは必要?

こんにちは(^^)

寒い日が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

今日はよくご質問をいただく、「会陰マッサージ」について
少し書いてみたいと思います。

まず会陰というのは、女性の膣の出口の一番下縁から肛門までの間のことを言います。

会陰マッサージというのは、ここの部分をお産の時に柔らかくしておき、
なるべく伸びて、傷が少なくなるようにという目的で
オイルをつけたりしながら自分でマッサージをすることを言います。

ではこの会陰マッサージが必要かどうかということですが、
当院に通われている方には、特別会陰マッサージをしていただく説明はしておらず、私自身も必要ないと思っています。

それはなぜかと言いますと、
会陰は赤ちゃんのあたま分、ちゃんと伸びるようにできているからです。

ただ、そのもともと伸びるようにできている部分を
うまく伸ばせるかどうかには、たくさんの要素が関係してきます。

赤ちゃんのあたまは真ん丸10㎝の周囲計で出口を通りますので、
会陰だけが伸びればよいわけではなく、
出口の上も横も均等に伸びてほしいのです。
そのためには出口全体がふわふわと力が抜けていることがとても
大切ですし、力を抜けるようにするには、
産婦さんの姿勢やリラックス度合いなども大きく影響します。

また、冷えは血流を悪くしますので、妊娠中からのおしもの冷え取りも
会陰の伸びには関係してきます。

すーすーと風の入るデザインの洋服や、蒸れる素材の下着(汗を吸う綿がいいですよ)やおりものシートなどもおしもの冷えの原因となります。

そして何より、赤ちゃんがまっすぐと頭の一番小さな部分から生まれてきてくれることが肝心です。

専門用語では、胎位胎向といいますが、
産婦さんの骨盤の軸に対して斜めに入ってきたり、
赤ちゃんがあごを引いて小さくなるという、とても大切な作業をしないまま
骨盤の中に入ってきてしまうと、廻旋異常と言ってお産の進みが難航します。

そうすると出口の部分に均等に圧がかからず、一部分に大きな圧がかかってしまうので、たくさん会陰に傷ができてしまう原因となります。

妊娠中の妊婦さんの姿勢が赤ちゃんの姿勢に影響し、
お産にも大きく影響するという事です。

たくさん書きましたが、何事もその部分だけをケアすればいいという事ではなく、全身を整えるという視点で暮らしの中にある安産のヒントを知っていただきたいと思います。

姿勢のこと、冷え取りのこともまた後日書いていきたいと思います。

妊婦さんたちの参考になりますように。。

あん助産院 東沙織

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