産前産後の夫婦のこと 〜おかあさんの気持ちの本質とは〜

おはようございます。

前回の続きの腰痛について書くつもりが、
こっちのテーマの方がなーんかずっと気になって、

こっちのテーマへワーーープ!します!笑

腰痛についてはまた書きます〜(気まぐれにお付き合いくださいー笑)

産前産後の子育て環境について

◯十年前と比べると、
産前産後のおかあさんの生活環境は一変していて、

SNSがスタンダードになって来た今、
写真ではとってもキラキラしているように見えても
ほんとはすごくしんどい気持ちを抱えておられる方が
たくさんいらっしゃると思っています。

私も、産前産後がしんどかった母の一人です。

◯◯は◯◯しなくちゃ!とか

◯◯は◯◯がいいはず!という

助産師の頭でっかちな知識と
かたいかたいワクがなかなか外れず、

自分でやらないと!と
あんまり周りにも頼ることができませんでした。

これは長女気質でもあるのかなと思います。

ダンナさんにも、

いわゆる「言わんでも察してほしいオーラ」がメラメラ出ていたと思うし、

なんで私だけこんな想いを…って思ったり

無性に泣けたり、

子供にごめんねって思ったり。

でも、いろんな想いを経験したからこそ、
おかあさんをサポートしたいという想いが強く強くなりました。

 

涙の数だけ強くなれるよ〜♪   の

「涙」の時に相談できる人がいて、

本音で話せるダンナさんがいて

本音でぶつかれるダンナさんがいて

本音ばーーっかりぶつけまくれるダンナさんがいて

(笑)

ダンナさんかわいそうね(笑)

だからだんだん、涙を乗り越えて強くなれました。

子供との関係の前に、

地域のサポートの前に、

とっても大切な家族の単位。

「夫婦」

 

もちろん、いろんな決断をされたご夫婦がいます。

はじめからお一人を選択された方もいます。

私も一度そういう経験をしてますし、
それがいいとか悪いとかというお話ではなく、

やっぱり多くの産前産後のおかあさんの
一番近くの伴走者はダンナさんであり、
あかちゃんのお父さん!
であってほしいなぁと思うのです。

妊娠出産子育ては、
本当にいのちがけです。

先日読ませていただいたある方の記事では、

はるか昔江戸時代には、
女性はお産でいのちを落とす可能性があるから
子育てに関しては男性の方が勉強し習得していたとか。

お子さんとの関わりとなると、
お仕事上時間的な制約がありなかなか難しかったりで、
子供の寝てるうちに出勤して
帰宅したら寝ていることも多いと思うのです。

男性も命がけで外でお仕事をしてきているわけですから、
そこを頑張ってくれていることに感謝しなければと思います。

大切なのは「何をした」ではない。

お子さん優先で生理的欲求が常に解消されないまま
24時間を過ごしている妻に
目を向けてほしい。

関心を持ってほしい。

お子さんに愛を注ぎ続けているおかあさんは
愛情タンクがカラカラです。

ミルクピッチャー方式で、
おかあさんの愛情タンクが満たされ、溢れ出て、
お子さんに注がれるよう、
助産師としてたいせつに関わることを常に胸においています。

でもやっぱり
家族さん
そのなかでもダントツ一位のパパ!!の愛が注がれて、
チョロチョロチョロ…ではなく
ジャッバジャバ溢れたら、
そのしぶきまでもが必ず
お子さん以外のダンナさんやご家族にふりかかるはず!

おかあさんの笑顔って本当にすごい力を持っています。

でもねでもね、
なぜこれをおかあさんたちが見てくださるブログに書いたかというと、
そんなダンナさんの愛を引き出すのは、
そのハンドルを任されているのは、
女性なのです。

察してくれないことにムムムーーーーっ!と
歌舞伎役者みたいな顔するのではなく、
アッハッハー!まじ!?それしちゃう?!と笑い飛ばして許しましょう。
そして可愛くお願いしましょう。
パパがついついやっちゃうように賢く!(笑)

女は愛嬌♡

自分が間違っていたと気がついた時に、素直にあやまることができる男は強い

相手が間違っていると思った時でも、笑って許してあげられる女は強い

引用「結婚のずっと前」  (著)坂之上洋子  (写真)野寺治考

 

どんな子育て法より

どんな食育より

それももちろん大切だけど

子供にとって一番は
親がごきげんに笑っていること

それに勝るものはないと思うのです。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。
半分自分へのメッセージ(笑)

表紙の写真は第2子妊娠中の私と、カレー屋オープン初日の夫です(余談)

お産の予約を承っております。
枚方市、寝屋川市、高槻市、守口市、八幡市、京田辺市
里帰り出産も承っておりますので、ぜひ一度ご相談くださいね。

あん助産院      東 沙織

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