妊娠中のごはんのこと

妊娠したら見直したいごはんのこと

妊娠中って何を食べたらいいんだろう。

つわりで食べたいものが偏って、
そのまま出産まで結局食べたいものしか食べなかった
ということはよくあることだと思います。

「ジャンキーなものが食べたくなるんです」とか、「炭酸が飲みたくなるんです」とか、
妊婦さんからはよく聞くことです。

でもわざわざそれを口に出すということは、
「ダメだとわかってるけど何となく…」という気持ちが心にはあって、
食べるたびに「ダメなのに食べたい。あーぁ…また食べちゃった」と、
知らず知らずストレスが溜まっていたりしませんか?

何を食べたら良いのかよくわからないことと、
本当に食べたいものがよくわからないことはまた違います。

あかちゃんはお腹の中で一定に大きくなるのではなく、
ゆーっくりおおきくなる時と、グンッと大きくなる時と、様々です。

その時々に必要なものを、どことなくおかあさんに伝えてくれているようにも感じます。

妊娠期間は持久力のいる時。

長い距離を放牧しながらエサを求めて動く、草食動物の持久力。
これを身につけるために、基本的にはお米やお野菜などで栄養を摂りながら、
あかちゃんがグンっと大きくなる時や、お産のように、
肉食動物に備わった瞬発力がいるときは
お肉を欲しくなったりする方が多いように思います。

その時々におかあさんが食べたいと感じる感覚は大切にしたいです。

「食べたい」ものを美味しくたべるために、普段のごはんで基礎固めはしておきたいところ。

ふたつのいのちをしっかり育むために、
いらないものを流れよく外へ出せるからだにするために、
普段のごはんをシンプルにしてみましょう。

あれもこれも食べないと…と思わずに、
大切なのはお米とお味噌汁をしっかり毎食食べること。

ここ数年、海外のいろんなスーパーフードが出回っていますが、
日本のスーパーフードはお味噌です。

こんなに近くにあったんですね!!

助産院ごはんはとてもシンプル

フランス料理やデザートは出ませんが、
疲労で消化力の落ちているお産後の日数に合わせて、
消化が良く、旬で栄養たっぷりなお野菜を選んでお出しします。

毎回の妊婦健診で、今食べたいものと実際に食べているものをお伺いしながら、
しっかりとお産を迎えられる「からだづくり」をしていきます。

いのちのためにいのちをかけるお産ですから、準備がとても大切。
妊娠中の準備のひとつがまさに「まいにちのごはん」です。

助産院でも、からだにやさしくおいしいごはん作り会を
不定期に開催していきます。

ぜひシンプルなおいしさと簡単さを味わいに、遊びにきてくださいね。

 

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あん助産院・あずまさおりの日記
おかあさんに伝えたいことを、ここで紹介
更新は、おおよそ毎週月曜(笑)
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