妊娠中のおかあさんへ【つわり編 つづき】

つわりがからだからの大切なサインなら…。

 

これから10か月間、大切に元気なあかちゃんをお腹の中で育んでいく

そのための大切な基礎となる「胎盤」を作っているこの時期は

いつもよりゆっくりと、いつもより優しく

自分のからだをいたわる時間なのだと思います。

無理をしてしまうおかあさんほど「ゆっくり休んで」のサインは

強く出てしまうようにも思います。

 

また、からだがとても冷えていて、流れの悪い状況だと

つわりを強くしたり、今後の妊娠生活にもぽつぽつと不調が出やすいです。

冷えは女性の大敵。

つわりのつよい方は、足湯をしてみたり、

肩甲骨の真ん中をあずきカイロで温めてみたり、

冷えたからだを温めて、

流れがよくなると自然とつわりがマシになることもありますよ。

 

この時期、食べやすいものは人によって極端に違って、

「こんな食生活であかちゃん無事に育つのかな。こんなに吐いていて大丈夫?」とおかあさんたちは不安になってしまいがちですね。

でもまずはこころがなるべく穏やかにいられることを心掛けて、

食べられるものを少しずつ。

意外と食べやすい方の多い果物は、酸が強いので胃酸を多くしてつわりがつよくなるようです。

酸が上がってきやすい方はパンを一口食べて胃酸を吸ってもらうのもいいと思います。

他にも姿勢の工夫などでつわりに伴う食道炎を予防したり、

こんなちょっとしたつわり対策で、妊娠初期のうつうつが少しでも晴れて

おかあさんたちが笑顔になれますように。

いつでもご相談くださいね。

 

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あん助産院・あずまさおりの日記
おかあさんに伝えたいことを、ここで紹介
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