こんばんは。
ここ数日ぐっと肌寒くなってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今日はからだにやさしいお米の話を少し書いてみたいと思います。
あん助産院のある枚方市藤阪という場所は、
「ほんとにここ大阪?」と言われるぐらい自然の多いところです。
大阪と京都の境目に位置します。
周りを見渡すと田んぼや畑がまだ多く残り、
ドライブしていても散歩をしていても、
稲穂が重そうに頭を垂れている風景を見る事ができます。
そう!!これから美味しい新米の季節!!
近年、糖質オフが流行し、
少し出番の減っているこのお米。
たくさんいいところがあるので、
特に妊婦さんや産後のおかあさん、そして子供達には
美味しく食べていただきたいな~と思っています。
お米がいいワケ
ではなぜお米がいいのか。
お米の成分を見てみると、
その7割以上がエネルギーの源となるでんぷんでできています。
そのでんぷんはとても消化吸収が良く、
農耕民族であった日本人の胃腸にはとても優しい食材なんです。
でんぷん以外にもたんぱく質や脂質、ビタミン類もたくさん含んでいます。
そしてお米はたっぷりのお水で炊くので、
一粒一粒にたくさんの水分を含んだ状態で食べることができます。
特に、便秘がち…そういえばパンが多いな…という方にはぜひ
多めのお水で炊いたご飯か、お粥を1週間常食にしてみていただきたいと思います。
お食事から摂った水分は長く胃の中にとどまり、
スルスルとお通じが出るように働きかけてくれます。
お米の中でも胚芽米や分づき米がおすすめです
お米といってもスーパーにはいろんなお米が並んでいますね。
白い精製されたお米は、
栄養の濃縮パックともいわれる胚芽の部分が削れた状態です。
できればその胚芽部分を食べていただきたいので、
胚芽米や分づき米を食べていただけたらいいなと思います。
分づき米とは、白米を10割の精米率とした場合、
何割精米しているかで、3分づき米、5分づき米、7分づき米といいます。
数字が大きくなれば白米に近くなりますし、小さくなれば玄米に近くなります。
女性や子供達の消化力から考えると、
7分づき米ぐらいがおすすめです。
玄米が体にいいというのはなんとなく聞いたことがあるかもしれませんが、
それはしっかり消化できた場合で、
一口あたり50回以上噛んで食べられる自信のある方はどうぞ!(笑)
玄米は女性や子ども達には消化が追い付かないので、
玄米なら白米のほうがいいかなと思います。
お子さんのおやつのことでご相談をいただくことがあります。
わたしも一時期悩んだことがありました。
その時相談をした師匠のお言葉が、
「子供にとっておやつは食事。おにぎりでいいのです」と。
しっかりめに塩をきかせた銀シャリおにぎり。
子供のころは、おかあさんのおにぎりが一番おいしかったなぁ。
こころを込めてひとつひとつ握ったおにぎりの
そのこころを頂く。
ひとの握ったおにぎりがよりおいしく感じるのは
そのこころも頂けるからなのかなと思います。
そして先日主人が私に買ってきてくれた本がこちら。
まぁなんと魅力的な表紙!!(笑)
一面、海苔です!!
トップ画像に使わせていただいた塩むすびの写真もこのdancyuさんの1ページです。
そして塩を極める!と。
極めたい!!(笑)
大切なお塩のこともまたブログに書いていきたいと思います。
こんなにたくさんのおにぎりが載っていました~。
1か月ローテーションできますね。
妊婦さんも産後のおかあさんも、
お腹がすいたらおにぎり~♪で、
秋の味覚を堪能してくださいね(^^)
今日も読んでくださってありがとうございます。
近日、「助産院ごはんを食べよう」の会を企画検討中です。
後日SNSやホームページを通して情報をお伝えしていきたいと思います。
助産院のごはんってどんなの~?とご興味のある方、ぜひお待ちしています。