授乳がより楽になるコツ 抱っこ編

みなさんこんにちは。
ここ数日暖かい日が続きましたね。
もうすぐ冬だとは思えないような、とても過ごしやすい気候で、
いつぶりかのお散歩をしました。

でも先週ブログ更新できてないなーと
ちょっと焦りもあり。。(^^;あはは

今日は産後の授乳のことについて少し書いてみたいと思います。

産後の困りごとトップ3があるならば…

きっと1位か2位にこの授乳のことがランクイン!
それぐらいよくあるご相談。
でも実は、みなさんほとんど同じ内容で悩まれています。
おかあさんたちはきっと、
こんなことで相談してもいいのかな?
ほんの少し聞きたいだけなんだけど…
友達が言ってたけど私にも当てはまる?!
などなど、お一人でモンモンと考えておられるかもしれません。

なのでできる限り、
妊娠中からじっくりとおっぱいのお話しもできて、
お産後すぐから始まるその時には
どこからでも吸いにおいで—!と
準備万端なぐらい、
もしくは、
おっと!これは予想外!聞いてなかったぞ!
となった時でも
2秒で(笑)相談できるところがあったり、
トラブルなく授乳が進むように、
知っておいてもらいたいことが
たくさんあるんです。

あかちゃんのチカラ

あかちゃんには本来、
生まれてすぐにおかあさんのおっぱいを吸う力が
備わっています。

吸啜反射と言われる、
口の中に入ってきたものを力強く吸う反射や、
探索反射と言われる、
口の周りに触れたものを首を動かして探す反射、
嚥下反射という飲み込む反射など
授乳に必要なチカラがたくさん備わっています。

なので、おっぱいをくわえさせることができたら、
あとはあかちゃん自身が飲んでくれるのですが、

このくわえさせるところまでに
ほんの少しのコツがいります。

まずは姿勢。

このポジション取りが
すべてを決めるといってもいいぐらい、
そう!お花見や子どもの運動会のように!(笑)
今はあかちゃんのポジション取りに必死になってください!

あかちゃんの気持ちを体感するとするなら、
「さぁ~、ノド乾いたしお茶のも~」と椅子に腰かけて、
目の前からではなく90度真横からお茶を出されたとします。
そしてそのまま顔だけ90度横向いたままお茶を飲んでくださいと
言われたとします。
どうでしょう?
わたしはスネ夫みたいな口になりました(笑)

笑っちゃうような話なんですが、
あかちゃんの場合、これがよくあるんです。
からだは天井向いていて、
顔だけおっぱいのほうに向けての授乳。
これだとあかちゃんもしんどいし、
大きな口も開けられない。

なのでしっかりあかちゃんを横向きに抱っこし、
おかあさんのお腹とあかちゃんのお腹が
ぴったりくっついている状態で初めてポジション取り成功!です^^

あとはあかちゃんの顔の位置を調整。
乳首の向きは十人十色なので、360度向いているほうが違います。
乳首の向きに対してまっすぐにくわえられるように
おかあさんが手であかちゃんの頭を支えながら
サポートしてあげましょう。

ずっとあかちゃんの頭を支えていると
おかあさんが腱鞘炎になってしまうので、
しっかりくわえられた後は、腕に頭をのせて
おかあさんのからだは力を抜いてリラックス。

産後入院で授乳を見せていただくと
全身に力が入って、
両肩の高さも違って、
ぐいっとあかちゃんのお口をのぞきこんだまま
何分も授乳されている方が多く、
それを1日に何回もやっていたらきっと
背中バキバキ。。

抱っこがちゃんとできれば
授乳によるトラブルも色々ふせげて、
おかあさんのからだもきっと楽になります。

ぜひお試しください☆

つぎの回では、
あかちゃんがおっぱいをくわえるところのコツを
お話しします(^^♪

今日も読んでくださってありがとうございます。

あん助産院  東 沙織

枚方市、寝屋川市、交野市、八幡市、京田辺市、高槻市など
お産の予約も承っております。
その他、授乳相談、育児相談、産後入院など
お気軽にご相談くださいね^^

 

 

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